ヘッドライトを「アルモテクノス ALH4-12V」に交換!(取り付けレビュー)

●6500kはちょっと白すぎた

以前の記事で、ヘッドライトバルブのLEDへの交換を書きました。

が、なんというか・・・白すぎる??

周りから見るとまぶしいのですが、乗ってる本人はそれほど明るく感じないと言う状況がありました。

これ、過去(ブログを立ち上げる前)にHIDでも経験したのですが、ケルビン数が高くなると確かに見た目は白くなってシャープな印象になるのですが、実際のところケルビン数が上がれば上がるほど見えづらくなってくるという。

HIDは最終的に4300kのものが見やすいという結論になりましたが、LEDはそうそうケルビン数の違う物が売っていないため、あれこれと見ていました。

 

そんな時に見つけたのがこちら

シンプルなパッケージです

滋賀県にある アルモテクノス株式会社 が製造・販売しているLEDバルブ、ALH4。

バルブとしてはH4の12v版と24v版の2種しかありません。

オシャレな事はひとつも書いてありませんw

まさに業務用という感じですが、このバルブ、

・ロー 5000k/ハイ 3000k

・ハイビーム時もロービームは点灯したまま

・ロー 3200lm/ハイ 4000lm(ロー・ハイMIX)

という特徴があります。

 

メーカー純正のLEDヘッドライトは概ね4500~5500k程度と思われます。

もちろんLED専用の配光設計がされているので明るい、というのもありますが、白すぎないケルビン数というのも関係していると考えます。

というわけでこれを購入してみました。

 

ヘッドライト H4 LED バルブ 12V 白色 電球色 5000K/3000K 4000lm(MIX)/3200lm 3年保証 新基準車検対応 2個セット 日本仕様 ALH4-12V アルモテクノス(Almotechnos)

 

開封してみます

こちらのLEDバルブ、1月7日に購入したのですが、めちゃ安い。

え?いや、中華製よりも安いんですが、本当ですかという価格。

早速開封していきます。

バルブ、電源コントローラ、タイラップ、取説、保証書

中身はまぁバルブ類は大体こんなもんですね。

 

バルブ左側

バルブの左側、リフレクターに当たって対向車線側を照らす方になります。

 

バルブ右側

バルブの右側、リフレクターに当たって左側を照らす方になりますが、左側の照射を広くするためLEDが多めに配置されています。これにより歩行者等の見落としを防ぐ設計となっています。

 

取り付けた際の上側

LEDバルブですが、なんとガラスで覆われています。

これによりLED面の保護と空気の微対流により冷却を促す効果があるとのこと。

ちなみにLEDバルブでは口金がプラスチック製のものがほとんどですが、こちらはアルミ製となっています。バルブのシルバーの部分もアルミ製、A6000系のアルミを使用しているとのことです。

 

後端はヒートシンク機能も兼ねたファンタイプ

排熱はファンで行いますが、ヒートシンク機能も持たせてあり、万一ファンが停止した場合でもすぐに冷却が追いつかなくなるという状況を避けられるようになっています。

防滴とのことなので、バイクの場合だと極力濡れないようにする必要がありますね。

 

取り外したLEDバルブと比較

せっかくなので、今まで使っていたAutoFeelのバルブと比べてみました。

AutoFeelのバルブはヒートシンクによる冷却のみですが、ファン付きのALH4と案外全長に差がないのが意外でした。

AutoFeelのバルブは本体こそアルミですが、口金部はプラスチック製。イモネジで角度の調整が出来ますが、ガッチリ締め込むとたわみが生じます。かといって緩いとヒートシンクをねじ込む際に回ってしまう。

まぁデフォの位置で大丈夫だったんですけどね。

 

こちらが自他共に認める巨大な電源コントローラ

こちらがメーカー自身がデカいと言っちゃってる電源コントローラ。

確かにデカいw

他のLEDバルブの電源コントローラと比較して1.5倍くらいの大きさです。

果たしてバイクで取り付けできるのか?

 

 

●それじゃ、取り付けていきましょう!

と言ってもバルブ交換と電源コントローラの取り付けだけなので、そうそう撮影する物もありませんが、ポイントだけおさらいしていきます。

 

このバルブはまず口金のみ取り付け

バルブによって異なりますが、このALH4の場合は口金を外し、最初にその口金だけを取り付ける構造になっています。

AutoFeelの場合はヒートシンクを外す様になっていました。

口金をツメに合わせて座金でしっかり固定します。

 

ダストカバーはしっかりはめ込みます

次にダストカバーをはめ込みます。外側をしっかり押し込むのは当然として、中央部も口金が見えるまでしっかりと押し込みます。

このはめ込みが甘いとバルブがきっちりと収まりませんし、ゴミや水分の侵入を許してしまいます。また光軸もずれてしまう原因になるので、しっかりとはめ込みます。

 

バルブを差し込み固定します

ミゾに合わせて左側に90度の位置でバルブを差し込み、右に回して「カチッ」とボールロックがはまる音がしたらOK。ALH4はボールロックのため、力を入れると延々回っちゃいます。そのため「カチッ」という音に注意して取り付けます。

 

今回はここに収まりました

今までのバルブの電源コントローラは、ポジションランプ後ろのステー部分で収まっていましたが、このサイズは無理でしたw

というわけで、ちょっとメーター裏にかかりますが、この位置で固定しました。

ケーブル類は十分な長さがありますので、この位置でも突っ張ることはありません。

余剰部はブラブラしないようにステーにタイラップで固定しましょう。

 

最後にカウルなどを元通りに取り付けて完了です。

 

 

●点灯してみよう!

さて、取り付けただけでは差がわかりにくいので、まずは右側だけ交換して比較してみました。

←5000k ロービーム 6500k→

まずはロービームでの比較です。

向かって左がALH4(5000k)、右がAutoFeel(6500k)。

これだけでもALH4の方が明るい感じがします。

 

←3000k+5000k ハイビーム 6500k→

次にハイビームです。

向かって左がALH4(5000k+3000kのMIX)、右がAutoFeel(6500k)です。

ALH4はハイビーム時もロービームが点灯したままなので、色が混ざりますが、それを差し引いてもかなり電球的な色となっています。6500kとは全く違いますね。

 

というわけで、しっかり両方取り付けたのがこちら

ロービーム時

ハイビーム時

ポジションランプが確か6000kのLEDだったと思います。

ロービーム時はまだ差がよく判りませんが、ハイビーム時だとてきめん色に違いがあります。ハロゲンランプのままポジションランプをLEDに交換したみたいな色合いですw

 

実際の走行はまだ出来ていないので、そちらについては改めて書きたいと思います。

今回は アルモテクノス株式会社 のLEDバルブ ALH4の取り付けレビューでした。

 

これは明るそう・・・期待!!!