●耳を塞がないイヤホンの使い心地は?
「また」イヤホンを買いました。
今回購入したのは、「ambie sound earcuffs 有線モデル AM-02」。
耳を塞がないタイプのイヤホンです。ワイヤレスだとSONYの「LinkBuds」が有名ですが、こちらはワイヤレスのみ。
音ゲーで使うことを前提としてましたので、有線でないと、というのがありました。
で、有線タイプの耳を塞がないタイプとなると、骨伝導かこれかに絞られてくるのですが、骨伝導は中間にアンプを持たないと極端に音が小さくなるため、有線ながらバッテリーでの駆動が必要になってきます。
ambieのイヤホンは今まで使ったことがなく、最近新型のAM-02にモデルチェンジした、というのも惹かれた理由でした。
今回はこの中からグリーン「Ash Green」を選んでみました。
●開封していきます
今回は「もうすぐポイントなくなっちゃうよー」と通知のあったビッグカメラで購入してみました。注文から2日で到着。
シンプルなパッケージ、シュリンクフィルムを除けばパッケージはすべて紙です。
箱(ちょっと開けにくかった)を引き出すと、中身はポーチ、本体(ポーチの中)、取説のみのシンプルな内容です。ポーチに入れることにより、製品包装も省かれてます。
ポーチを両サイドから押すと、パカッと口を開きます。実にシンプルなケース。
シリコン製なので柔らかく、手触りもいいですね。
本体を取り出すと、針金タイプのストラップで留めてあります。マイクは左側に付いていますが、レビューなどを見るとあまり感度が良くないとか?
私は特にマイクはなくても良かったんですが、付いてないモデルはないので。
穴の空いている部分が耳穴を向くように装着、コードの部分は耳たぶの裏側に来るような装着感となります。
前モデルであるAM-01と比較すると、
・イヤーピースの固定を外れない仕様に変更
・付属品に専用シリコンポーチを追加
・税込価格を6,050円→4,700円に改定
・カラーラインナップを見直しAM-TW01でも人気のAsh Greenを新色に追加
・クラフトパッケージに変更
となっているようです。
特にイヤーピースはすぐに外れていたそうなので、外れなくなったのは良いかも。
今回購入した「Ash Green」は新色のようでした。
●聴いてみてどう?
エージングどうこうは抜きにして、早速聴いてみました。
と、その前に・・・
装着は結構慣れが必要。少なくとも他のイヤホンのように片手でひょい、片手でグイッと装着できるものではありません。片手で耳たぶを保持しつつイヤホンを挟み込む、というような装着方法が必要となります。
そして・・・思ったよりも自由度がない?
使い始めたばかりだからかも? それとも耳たぶの形状の違い? かもしれませんが、ちょっと耳が痛いです。
以前、骨伝導イヤホンで耳たぶに挟むタイプの物がありましたが、それはヒンジ式になっていました。そのような作りでも良かったような気がします。
こればっかりはしばらく使ってみないとわからないかも。
で、音についてですが、これはリスニングのためのイヤホンではありません。ヒアリングの為のイヤホンです。
オーディオルームに、音場に浸るためのイヤホンではありません。
あくまでBGMの流れる喫茶店にいるような状況になるためのイヤホン。
周辺の環境、いつもの風景に音楽が乗ってきます。
こうやってブログの記事を書いているときも、キーをたたく音や背後で回っているヒーターの音、ドアの向こうから聞こえる家族の声や足音、それに音楽が普通に乗ってくるのです。
スピーカーで慣らしていると、そのスピーカーのある方向から音楽が聞こえてきますが、このイヤホンだとどこを向いても環境の音と音楽が一体化している、そんな不思議な感覚になります。
まだ当初の目的である音ゲーには使っていませんが、これはなかなか、面白いデバイスなんじゃないかな、と感じてきました。
ただ耳たぶが痛いw
慣れるかな、どうかなぁ??