●エキサイター(振動スピーカー)というものがある
バイクに乗るとき、音楽とか聴いてますか?
音楽に限らず、インカムで通話したりしながらツーリングすることがあります。
以前はSENAのインカムを友人と購入し、それで通話したり、ソロの時は音楽を聴いたりしていましたが、スペースに限りのあるヘルメットではどうしても聞きづらかったりしました。特に会話など、風切り音が強い時など全く聞き取れない事も。
最近はインカム同士でのBluetooth接続ではなく、ボイスチャットの出来るスマホなどを直接接続したりして使うことが多かったのですが、聞きづらいという根本的な状況は変わらずでした。
なんとか改善できないだろうかと使わなくなったヘッドホンをばらしたり、有名メーカー品を購入して取り付けたり、あれこれと試行錯誤しているとき、ジャンク箱の中からポロッと出てきたのがこれ。
以前(かなり前)コカコーラのおまけで出てきた奴です。
左側のロゴマークのあるものはキャップで、右側のコードが接続されているのが本体。
半球の真ん中に黒い粘着剤があるのですが、これを箱や缶などに貼り付けてコードをプレイヤー等に接続して音楽を鳴らすと、この半球が箱や缶に振動を与えてスピーカーになる、というものです。
要は今流行の「骨伝導イヤホン」と同じ原理です。
ただまぁそこはおもちゃ。ヘッドホン出力では大した音量は得られず、ああ、聞こえるね、程度のもの。
が、これを試しにヘルメットに貼り付けてみたところ・・・
聞こえる、聞こえる!!
いや、絶対的に音量が不足しているのは間違いありませんが、ヘルメット本体が振動するため、音に包まれている感がすごい!
中音域から上しか聞こえないヘルメットスピーカーなど比較にならないほど、しっかりと音が聞こえてきます。
そういえば海外製品でこれを応用したヘルメット用のものがあったけど、めっちゃ高くてアカン、となったものがあったよな、と思いつつ調べてみると、国内でも2つ程発売されていた様子。
が、いずれもクラファン品で、なかなか一般的には売っていない。
モノラルの安い奴が中華品ではあるけど、AliExpress・・・少し怖いw
そんな時にニュースサイトで「addSoundがマイクセットで再びクラファン開始!」というニュースを発見!
残念ながら25%オフの超早割定員は超えていましたが、20%オフの早割には間に合う模様。ちょっと怖いところもありましたが、マイクセットということもあったので、試しにクラファンしてみるしかないと!!
※いつの間にかAmazonでも買えるようになってました!
●忘れた頃に届きました。
クラファンに参加したのは8月6日でしたが、台風だったり仕事が忙しかったりお盆が来たり、何かと慌ただしい日々が続いており、しかも9月にはぎっくり腰が再発してしまったりで、そもそもバイクに乗れてませんでした。
腰も完治し、バイクでの通勤を始めたほんの数日後、家に帰るとなにやらクロネコヤマトの袋が。
最近何も買ってないんだけどなぁ、と差出人を見ると「addSound」、ああ!!!
そういや9月下旬頃に発送とか書いてありましたが、10月に入ってから届きました。やりおる・・・。
というわけで早速開封してみたいと思います。
クロネコヤマトの袋に箱2個と冊子がそのまま入ってました。割とラフな感じ?
大きい箱が本体、小さい箱はマイクの様です。
ちょっとしたメッセージですが、嬉しいですね。
箱の中身は本体と取説、スペーサー(薄いシート)が入っています。ケーブル類は一切なし、潔い!
この3Mの両面テープ部分をヘルメットに貼り付けます。
余程極端な形のヘルメットや空力パーツが多量に付いてない限りはほとんどのヘルメットにそのまま装着可能の様です。
ヘルメットへの装着は、アダプターを残す形で簡単に取り外しできます。
こちらはマイクセットの箱。取説とマイク、マイクを取り付けるための両面テープやベルクロ、ケーブルガイドが入っています。
フルフェイス、ジェットいずれのヘルメットにも装着可能。中央のゴム部品は、本体に接続した際に使用する防水ゴムパッキンです。
●まずは充電
ひとまず本体を充電します。
グレーのポリパーツを引き上げると端子が出てきます。左側からマイク端子、中央の変な部分は不明、丸い電源ボタン、USB Micro-A端子。
Type-Cじゃないのかよ、というのはさておき。
Micro-Aのケーブルとか最近使ってなかったので、ケーブル箱から久しぶりに引っ張り出しましたよ。
充電中は赤いLEDが点灯します。
まぁわかりやすいといえばわかりやすい。
次にペアリングしてみます。
ペアリング中は左のLEDが赤と青に交互に点滅します。
接続が完了すると、青色が数秒おきに点滅、音楽再生中は紫色が数秒おきに点滅しますが、正直後頭部にひっつくので、使用中は見えませんw
コーデックはSBC、まぁ繋がらない機器はないですし、何よりそこまで高音質を求める機器でもありませんし。
ただ、少しでも遅延を抑えるため、aptXに対応してくれると有り難かったかな。
●ヘルメットに装着してみます!
取説によると、マスキングテープに線を引いて、それをヘルメットセンターに貼り付けて位置合わせをする、となっています。
が、マスキングテープはガビガビになってたため、養生テープで代用。
それよかヘルメットセンターを出すのが面倒で・・・。
本体上下にセンターを表すラインがありますので、このラインをヘルメットセンターに合わせて貼り付けるとのことですが、正直ヘルメットと空間が空いているので合わせにくいのなんの。
出来るだけ縁に近い方がいいらしいのですが、でこぼこしてたりヘルメットのステッカーは隠したくないし、ということでこのあたりかな、と位置合わせを行います。
といっても仮止めする方法がない・・・。
意を決して剥離紙を剥がしてぺたっ!!
ああ、ずれてもうたああああ!!
ま、まぁこのくらい影響はないでしょう。たぶん。
ちなみにこの本体、使わないときは外しておけます。上に書いたとおり、両側のツメの部分を引き上げるだけで簡単に外せるのですが。
外すと結構おマヌケな姿にwww
このアダプターは白色も売ってるらしいので、そのうち張り替えたいと思います。
まず第一弾はここまで!!