バイクのバッテリーをリチウムイオンバッテリーにしてみた

●バッテリーあがってた・・・

我が家のFAZERさん、12月が車検です。

1ヶ月前から受けられるので、11月中旬頃にバイク屋さんに持って行こうと出しましたが、悪天候続きだったため長く乗れてませんでした。

で、久しぶりにエンジンに火を入れる・・・かしゅしゅしゅ・・しゅ・・

あれ?

一旦セルボタンから手を離して再度!

かしゅしゅ・・しゅ・・しゅ・・し・・・

 

バッテリーあがってる!!!

 

FAZERさんですが、家の入口は階段になっているため、いつもラダーを設置して庭まで上げているのですが、エンジンのかかっていない大型を上に上げる腕力はない!

 

FIでも出来るかどうかわかんないけど、一か八か押しがけ!!

 

・・・・・・・2回目でかかりました。死ぬかと思った。

 

そのままバイク屋さんまで持って行って車検をお願いしてきたのですが、なんとフロントフォークからオイル漏れが!!

まぁ、それは車検の際に直して貰うとして、そんな話を友人としていたら

リチウムイオンバッテリーいらね??」

「いやー、あれ高いしなぁ・・・」

「うち、1個余ってんのよ」

「なんでよ?」

「まぁ色々あって。いるなら持って行くけど」

「よろ、是非よろ!!!!!」

というわけで頂きました。

バイクが違うため大きさが違いますが、幸いにもLRは合っており、高さがちがうだけだったので、それくらいならなんとかなるだろう、ということで。

 

●交換してみよう!!

というわけで、早速交換してみます。

まずは車両からバッテリーを取り出します。

相変わらずごちゃごちゃ・・・

手を入れる隙間もない、相変わらずのごちゃごちゃっぷりです。

EXUPのサーボは外してありますが、怪しい網が置いてあります。

まぁ気にしないでくださいw

このFAZERはABS付きなのですが、ABSユニットがこの位置にあるため、EXUPサーボを外してもあまり空間がないんですよね。

 

リチウムイオンバッテリーと鉛バッテリー

右が車体から外した鉛バッテリー、車検の際にバイク屋さんが充電してくれました。

前オーナーさんが交換時期をメモった青いテープを貼ってくれていました。

記録によると2018年に交換されているようです。

4年、まぁ鉛バッテリーだとそんなもんでしょうか。

 

左が友人から頂いたリチウムイオンバッテリーです。

底面積はほぼ同じですが、高さが15mmほど違います。

まぁバイクが違うので仕方ありませんが、端子のLRが同一方向だったのは救い。

 

圧倒的に違うのが重さです。

リチウムイオンバッテリーは約500gとのことですが、鉛バッテリーは約2kg。

実際持った際に、リチウムイオンバッテリーはひょいっと持つことが出来ますが、鉛バッテリーはグッと力を入れないと滑って落ちそうなくらい重い。

 

こいつで十分!

高さが違うので、そのまま使うとバッテリーケースの中で暴れてしまうため、高さ調整のためにゴムスポンジで下駄を作りました。

 

あ、あれ??

これでばっちり~、とか思ってたら、なんか高さが違う・・・

5mmほど下駄が高かったみたいです。

まぁゴムスポンジで作ってあるので、多少は押し込めば縮みますので問題なし!

のはず・・・

 

ふふ、計算どおり

スポンジゴムのおかげできちっとケースに収めることができました。

さすが私!!

 

あとは電極を付ければ完了なのですが、ここで一本、線を加えます。

充電用の取り出しケーブルです。

 

シンプル極まる・・・

バッテリーの入れ替えに伴って、いままでの充電器ではリチウムイオンバッテリーに対応出来ないため、Amazonブラックフライデーで充電器を買っておきました。

 

リチウムイオンバッテリー専用ではないです

リチウムイオンバッテリーだけではなく、通常のバッテリーにも使えるようです。

左から、充電器本体、シガーアクセサリ用ケーブル、バッテリー取り出しケーブル、ワニ口クリップケーブル、マニュアルとなってます。

 

充電方法説明

モードボタンで通常のバッテリーとリチウムイオンバッテリーを切り替えるようになっています。さすがにこの価格帯(5千円前後)では自動は無理か。

もっとも手動の方が確実といえば確実。自分がミスしなければ!

 

シガーソケット用品が使えたりバッテリチェックも可能

シガーソケット用品、コンプレッサーとか?が使えるようです。

あとバッテリーのテストも可能。まぁ残量チェックだけみたいですけど。

 

この中でまず使うのが、取り出しケーブル。

ヒューズも付いたしっかりしたもの

わりとしっかりした取り出しケーブルです。途中にちゃんとヒューズも入っています。

丸端子をバッテリーに接続しておき、右下に見える黒いコネクタ、これで充電器と接続することによって、バッテリーを下ろさず充電が可能です。

 

●作業完了!

というわけで、下駄の作成などを事前に行っていたので、交換作業自体は10分程度で完了しました。

例によって例の如く、取り出しケーブルの配置に手間取りましたけど。

ばっちり完了!

いやもうね、ほんま狭い。

何やるにも狭い。取り出しケーブル一本入れるのに、どんだけ苦労させるの?

 

接続したらすぐに表示されました

取り出しケーブルは、リアの小物入れ部分に出しました。

フロントシートを戻し、試しに充電器を接続してみますと、しっかり「Good」が表示されました。友人が充電してくれてましたさすが!

 

この後リアシートも戻して、エンジンをかけてみましたが、当然ながらばっちりとかかりました。

おそらく鉛バッテリーの方が、励起電力が高いのでしょう、セルの回り始め一発は明らかに鉛バッテリーの方が元気なように感じますが、リチウムイオンバッテリーの場合はそんなに勢いは良くないけど長続きするような感じの回り方。

鉛バッテリー:きゅきゅきゅきゅるきゅるきゅ・る・きゅ・る・・・

リチウムイオンバッテリー:きゅるきゅるきゅるきゅるきゅる・・・

ちょっと極端な例えですが、まさにこんな感じ。

(いかに鉛バッテリーでもこんな簡単には弱らないw)

 

充電器の紹介をしようかと思っていたのですが、リチウムイオンバッテリーが充分だったため、バッテリチェックをするだけで終わってしまいました・・・

リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーよりも色々とシビアらしいですので、今後もモニターして行こうと思います。

 

やっぱ軽いのがいいよなぁ。