スマホ やノートPCを持っているのにタブレット とか必要?と思っていました。 が、最近はいろんなコンテンツが精細化していて、スマホ 画面では文字が見にくかったりするケースも。 画面の大きめなタブレット があるといいんじゃないかな、と思うことも増えました。 ニュースのピックアップやセールス情報で流れてくるタブレット を見てみましたが、いまひとつピンとこない。タブレット の知識がないからなんでしょうけど、普通に「お買い得!」とか書いてあるやつとかメインメモリが4GB、6GBとか書いてあります。 うーん・・・スマホ よりメインメモリが小さくてもタブレット は問題ないの? いや、そんなはずはないよね、と。 現にREDMAGICが出しているゲーミングタブレット とか、スマホ と同等のメモリを搭載していますし。 おそらくこれはノートPCなどと同じ、ブラウジング やメール、SNS を行うには十分、ということなんでしょう。 ゲームという用途も考えると、やはりスマホ と同等のスペックが必要なんじゃないかな、と。
で、色々とタブレット を見てみると、SoCとしてSnapdragon、Dimensity、Helioなどスマホ 以上に様々なものが採用されています。 SnapdragonとDimensityはスマホ でもそのシェアを争っていますのでよく聞きますが、HelioとかUNISOCとかはあまり聞かないので、一体どうなんだろう、とスマホ 以上に色々と調べてみました。 まぁ結果として選ぶべきはSnapdragonかDimensityなんだな、というのは判りました。
そしてメモリなどのスペック、これも結果的にはスマホ と同じようにでかけりゃいい、という結論に(元も子もない)。スマホ がROG Phone9 Proですし、そうなるとやはり近しいスペックのものが違和感なく使えるだろうな、という結論に至りました。 サイズ的には9インチ前後が使いやすそうです。
んじゃ、ということでタブレット を探してみると・・・ないです。スマホ と同じ、Snapdragon 8 Eliteを搭載しているのは「REDMAGIC Astra」のみ。 一世代前のSnapdragon 8 gen3を搭載するのが「REDMAGIC Nova」「Lenovo Legion Tab」など。 いずれもそれなりのお値段で、うーん・・・と考えてしまう。
と、そんな時に某通信系のニュースサイトで「Lenovo Legion Y700 Gen4がお買い得」なんてニュースが。 何そのモデル、知らないよ、ということで見てみると、どうやら中国内で売っている新型、日本で発売されている「Lenovo Legion Tab」の後継に当たる機種で、現段階で日本では発売されていないもののようです。 こうなるとポイントとなるのは「日本語化できるか」という点ですが、ちょっと調べてみると結構先人がいるようで、日本語化については問題ないようです。 また、このモデルからOSがAndroid ベースのZUIからZUXに変わった模様。
用途的にもゲームメインならこれいいんじゃないかな、ということで注文してみました。
なぜだかコンセントの変換アダプタが付いてました
●AliExpressでの購入、ちょっと怖い
購入先はAliExpressです。「独身デー」なるものがあり、結構な割引がかかっていました。(まあだいぶ前に購入したのがばれますが) 今回購入したのは16GB/512GBモデル。国内で発売されているLenovo Legion Tab(あちらでは Legion Y700 2025)が前モデルに該当します。 スペックは以下のとおりです。
モデル名
Legion Y700 Gen4
型番
TB322FC
SoC
Snapdragon 8 Elite
RAM
16GB LPDDR5x Ultra
ROM
512GB UFS4.1
ディスプレイ
8.8インチLCD 3,040×1,904
リフレッシュレート
最大165Hz
アスペクト比
16:10.02
カメラ
5000万画素(背面)/800万画素(前面)
バッテリー
7,600mAh
サイズ
207.6 x 128.5 x 6.99mm
重量
340g
スロット
microSD ×1
外部接続端子
USB Type-C (USB 3.2 Gen 2 + USB 2.0)
OS
ZUXOS(Android15ベース)
SoCがSnapdragon 8 Gen3からSnapdragon 8 Eliteになったのと、microSD に対応したのが大きい。メモリサイズはこの他に12GB/256GBのモデルもあり、そちらは8,000~10,000円ほど安く入手できます。 画面は液晶パネルですが、焼き付きの心配をするより高精細な液晶でいいでしょう。
しかも購入時、このスペックで58,582円です。 おそらく保証は受けられないとは思いますが、この価格はすごい・・・。
まぁ、初のタブレット ということもあり、この価格ならお試しでもいいかな、という感じです。
●届かないんすよ
が!! これが一向に届かない!! まぁ愚痴が長くなるのでそれは割愛しますが、なんだかんだで20日 間かかりました。 なんか後に頼んだケースやmicroSD が早々に届いて疲れちゃいました・・・。
それはさておき、せっかく届きましたので開封 していきます。
中央にでかでかとシール・・・
何やら色々対応してるみたいです
ギチギチに詰まってます
箱はコンパクト、本体のサイズぴったり。
本体、保証書、充電器、USBケーブル、SIMピン
ケーブル、ACアダプタが付属しているのは中華っぽいですね。 さすがLenovo だけあって品質は良さそうです。
microSD スロットはSIMピンで開きます
このタブレット は電話回線には対応していませんが、SIMピンが付属しています。 このSIMピンはmicroSD カードスロットを開ける際に使用します。 なんだかnanoSIMが入りそうなトレイの形をしています。もしかしたらグローバル展開の際にはSIMに対応する予定だったのかもしれません。
筐体はアルミ製で非常に薄いです
本体はアルミ製、背面はセミグロス ブラックにLEGIONのロゴの部分がグロス となっている渋い装丁。
カメラは1眼になりました
背面カメラは5000万画素の1眼となっています。
左側面(横向きで底面)にUSB3.2
底面(横向きで右側面)にUSB2.0
USB Type-C端子が側面と底面の2カ所に付いていて、例えばイヤホンを使いながら充電、モニタに出力しながら充電というような使い方も可能。これはROG Phone8/9と同じです。
スピーカーが横向きの際に左右に位置する場所にあります。手でふさがないよう、上側(カメラ側)に寄っています。
購入時、ホワイトと迷いましたが、結局ブラックを購入しました。 まぁこのデザインであればブラックの方が似合う感じがします(たぶん)。
●さて、日本語化です
というわけでまずは充電を済ませ、日本語化を行っていきます。 何はともあれパソコンでADBコマンドが使えるようにならないといけませんので、「Google Platform Tools」をインストールします。 まずはGoogle でSDK を探して・・・なんて以前はやってましたが、今はPowershell から一発でインストールすることができるようになっています。
まずは「Windows 」+「R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「Powershell 」と入力してOK。
これでコマンドライン が開きますので、ここで「winget install Google .PlatformTools」(コピペで可)と入力してEnter。
すると「Do you agree to all the source agreements terms?(契約に同意しますか?)」と表示されますので「Y」を押してEnter。
しばらく待つとインストールが完了しますので、「exit」と入力してPowershell を閉じます。
これでADBコマンドが使えるようになりました。
早速タブレット を接続したい気持ちに駆られますが、ちょっと一呼吸。 まずはタブレット を起動します。 中国版なので最初の言語選択では英語と中国語2種類しか選択できません。英語の方がまだ分かるので、そちらを選択してひととおりセットアップを終わらせます。 その後、歯車アイコンで設定を開き、一番下にある「About tablet 」をタップ。 下の方にある「Software version」を7~8回タップすると、画面に「You are now a developer」と表示されます。
いわゆる「開発者モード」です。
これが表示されたら一旦戻ると「General Setteings」という項目ができていますので、こちらをタップ。
ずずーいと下にスクロールしますと「Developer option」という項目がありますので、こちらをタップ。 すると「USB debugging」という項目がありますので、トグルスイッチをオンに。
このタイミングでタブレット とパソコンを接続しますが、横(長辺側)のUSBを使用した方が成功率が高いようです。
接続すると「Allow USB debugging?」と表示されますので、「Always allow from this computer」のチェックボックス をチェックしたうえで「Allow」をタップします。
これで無事、パソコンとタブレット が接続できました。
ここからいよいよ日本語化の作業を行っていきます。 とはいえ、ここまで来たら済んだも同然なんです。
再びパソコンでPowershell を起動、 「adb shell settings put system system_locales ja-JP」 と打ち込んでEnter。 なんとこれだけで日本語化できます。
ただし! 元々グローバル版ではなく、あくまで中国版なので、完全に日本語化することはできません。例えば標準でインストールされている「LeCloud(Lenovo 版クラウド サービス)」など、たとえ英語を選んでいても、ガッツリ中国語です。
Lenovo のクラウド サービス、5TB永久無料だそうです
「VIP」の横に書いてあるのは「最大5TB永久無料」なんだそうです。結構大きいサイズを用意してくれるようです。Lenovo のサービスなのですが、やっぱ怖いですよね。
下の6つはそれぞれ
「クラウド 管理」「クラウド アルバム」「アプリ」
「連絡先」 「メール」 「データ容量アップ」
みたいです。よくわかりませんがw
自動バックアップが有効です、とか書いてあるらしいです
こちらは自動バックアップの項目です。おそらく 「連絡先」「メール」「写真」「通話記録」なんじゃないかなぁ?
まぁ、中国のクラウド サービスを使おうとは思いませんが・・・。 ですが大体のアプリは、最初の言語選択で英語を選んでおけば、日本語データがない場合でも英語で表示されるので、概ね困ることはありません。
ここまで済んだら、「Lenovo アプリストア」から「Google Play 商店」を検索してインストール。 インストール後はGoogle サービスをオンにして「Gboard」をインストール。 最後に設定の「日付と時刻」のタイムゾーン を「GMT +09:00日本標準時 」に設定して完了です。
慣れていれば10分もかかりません。なんかものすごく簡単に日本語化が終わってしまいました。
●ただし
このタブレット 、当然ながら技適 を受けているわけではありません。 なので試験用に申請したとしても、180日しかWi-Fi やBluetooth は使えません。 うちの場合、主な使用目的はデスクサイドでアームに取り付けてゲームとちょっとした調べ物など。 サブPC的な扱いです。 なので、ネット通信にはこいつを利用しています。
ROG Zephyusでも使ってます
無線は使いませんし、何より有線LANなので通信が速くて安定しています。 幸いUSB端子が2つ付いているおかげで、片方にこのアダプタ、もう片方に電源という使い方もできます。
ま、正直おすすめできるか、と言うとこういうマイナスの部分があるため万人におすすめはできませんが、用途によっては使い勝手のいいアイテムになるかと思います。 (そもそもSIMに対応してないから外で使うにはルーター とか必要ですしね。)