液体シリコン製イヤーピース「NICEHCK C04」をレビュー

●液体シリコンってなんじゃ?

カナルタイプのイヤホンは耳穴にノズルを突っ込むので、形状や材質、大きさで装着感や音が左右されます。特に長時間装着していると、痛くなってきたりする場合もあり、そのため個人的にはインイヤータイプやオーバーイヤータイプが好きなんですよね。
なので、最近まではカナルタイプの場合、ウレタンフォームのイヤーピースを使用してきました。

が、最近よく見かけるのが「液体シリコン製イヤーピース」です。
従来のイヤーピースは硬化シリコン製で、価格や耐久性に優れている反面、やや硬めという特性があります。SONYのイヤーピースのように極力薄く、柔らかく作られているものもありますが、そうなると弾性が低下するなどそれなりに限界がありました。
この液体シリコンの場合は、医療用にも使われる柔軟性と弾力性を備えるため、イヤーピースとしても適しているのではないか、ということで使われ始めたようです。
反面、コストが高い、固い部分が作りにくいので抜けやすい(ノズル部)、紫外線に比較的弱いなどの欠点があります。

しかし耳が痛くないのであれば、これは試してみるしかない、ということで購入してみました。

 

●これ、めっちゃ柔らかいよ!

さて、今回購入したのはAmazonでもよくお薦めに出てくる「NICEHCK C04」です。
価格はまぁまぁ・・・前回紹介したイヤホンよりも高いですけどw

NICEHCK C04 イヤーピース 液体シリコン製 カナル型用 遮音性 落ち防止 軽量 薄い 耐久性 SS/S/M/Lサイズ各1ペア 快適な装着感 互換品 柔らかくて耳にフィット 音質改善 広がるサウンドステージ 鮮明な音の階層 8個入り 4ペア入り NX8 DB2に適合(C04 4組)

他のイヤーピースと比較してみます。
左から今回のNICEHCK C04、良く見るであろうJBLのショートタイプ(いや、良くは見ないだろ)、そして割と見る機会の多いと思われるSONYのイヤーピース、いずれもサイズはSサイズです。

高さはSONYと同じくらい、標準的な高さです

耳側の穴はSONYより大きくJBLより小さい

厚み自体は他イヤーピースよりありますが、柔らかいです

取付部の穴自体はSONYよりも小さいです


透明で見るからに柔らかそうですが、実際めちゃ柔らかい!
イヤーピースでは比較的柔らかめ(薄め?)と言われているSONYのイヤーピースと比較しても柔らかさを感じます。真ん中のノズルにはめる部分が柔らかいためだと思いますが、結構イヤホン本体から抜けやすい感じはします。

 

●実際に装着してみよう

さて、純正のイヤーピースがダメダメだったKZ ZSTX、これに早速装着してみました。
やはり押し込む際はぬるりと入ります。純正に比べると相当柔らかいです。
逆に引っ張ると簡単に抜けます。やはり中心部分が柔らかい。
また液体シリコンの場合、その肌触りがしっとりとしています。

案外いい感じの見た目です


硬化シリコンだとさらっとした肌触りですが、液体シリコンはぴったり貼り付く感じがあります。
ノーマルイヤーピースと聞き比べてみた感じですが、
・装着感は全然良くなった
・外音が聞こえにくくなった
・音圧が全体的に上がった感じがある
・低音のキック感上昇、高音部がほんの少し改善
・ノーマル状態で聴いたときよりイコライジングを抑えめで良くなった
というところ。
イヤーピースがぴったりと耳穴に吸い付く感じがあるせいか、外の音をかなり拾わなくなりました。耳穴への密着性が高まったのを感じます。室内で聴く分には良い効果だと思いますが、外だと危ないかもです。
またそれにより、微妙に抜けていた部分が耳に届くようになったのかも?
装着感としてはウレタンフォームほど馴染む感じはありませんが、使い勝手はこちらの方が良いかな、というところです。

ただ、価格的にちょっと万人にお勧めできるか、といえば・・・うーん。

価格がちょっと高いですね。
ウレタンフォームのイヤーピースは今は安価で出回っている物もありますが、こちらは素材や製造方法がコスト高なので、そうそう下がりにくい気はします。

せめて今の半額くらいになればお薦めしたいところでしょうか。