いまさら感ありますが、「steelseries Apex M800」を購入

●なぜ今頃このモデルを?

 先日、友人がノートパソコン買いたいということで、それに付き合ってショップを回っていました。色々回ったのですが、最終的にパソコン工房さんのiiyamaのノートパソコンがcore12世代搭載でコスパが良く、しかも改装オープンセールもあってサービスも良かったのでそこで購入。

ウイルス対策ソフトやオフィスを入れるなど、カウンターで手続きをしている時にふと後ろを振り返ると、キーボードがセール中。

そこにあったのが「steelseries Apex M800」でした。

 

おおお、これ懐かしい・・・昔欲しかったんだよなあ・・・

( ゚д゚) ん?

5,000円?!

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚ Д゚) …?!

5,000円!!!!!

限定3台!!!

残り2台!!!

 

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昔と変わらないデザイン

買うしかないでしょ。(今でも大体1万円超え)

友人より「相変わらず好きやねぇ~」のありがたいお言葉。

そうですね、確かに別途購入したキーボード、これで8台目ですねw

 

●箱もでかいが中身もでかい!

 それでは開けていきます、と言っても開けて出すだけなんですが。

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なんだか今となっては懐かしいデザインです

がっつりフルサイズのキーボードです。

フレームの形状がいかにも昔のキーボード的な懐かしさを感じさせます。

このキーボードの特徴はなんと言ってもバカでかいスペースキーですね。

あとは左側に並ぶマクロキー。

実はこの6つのキーに限らず、ユーティリティツールで自由にキー割り当てをすることが出来ます。それに加えて、あるいは基本的なキー配列を犠牲にせず使えるキーということになります。

ちなみに私はマルチメディア関係のキーを割り当てています。

機能キーを押しながら使えるショートカットキーもありますが、ワンボタンでつかえるのでこちらの方が便利。

 

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ケーブルがやや太め

中身は本体とマニュアル、そしてMac用の取り替えキートップです。

あと撮り忘れましたが、キーボードの高さを変えるゴム足が付いてます。

USBケーブルは先の方で2つに分裂しています。

本体後方にUSBハブを備えますので、マウス等を刺して使えます。

規格はUSB2.0なので、USB3.0のメモリ等では速度が落ちます。

マウスなどの速度に影響のないパーツ用でしょうね。

 

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巨大なゴム足が4つ、絶対に滑らせないという執念

結構大きめでちょっと柔らかめのゴム足が4カ所。

本体が1.4kg程ありますが、それも相まって絶対に滑らせないという意気込みを感じる作りになっています。

さらには後方のゴム足、標準では低めのゴム足が取り付けてありますが、付属で少し厚めのゴム足が付属。

チルトスタンド式ではなく、このゴム足を取り替えることによってキーボード後面の高さを変更します。

これまた絶対に滑らせないとい(

 

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現在使用しているロープロファイルキーボードと比較

現在使用している「HAVIT HV-KB395L Lowprofile」と比較してみます。

マクロキーの有無だけではなく、HV-KB395L の方が周辺のフレームレス形状ということもあってかなり小さく感じます。

ただ、HV-KB395L はステップスカルプチャ、Apex M800は平面ということもあって、比べてみても案外Apex M800は薄く感じます。

それもそのはず、このApex M800はゲーミング用に極薄のキートップを使用しており、通常のメカニカルキーボードのキートップの半分くらいの薄さとなってます。

これが平面ということも相まって薄く感じる理由ですね。

 

キーはSteelseriesオリジナルの「QS1」というリニアタイプのスイッチ。

キータッチはCherry MXの赤軸にも似ているようで、でも薄型なのでロープロファイルタイプの赤軸にも似ているようで、という感じ。

ストロークはCherry MXの4mmに対し3mm、アクチュエーションポイントは2mmに対して1.5mmとなっており、言わばロープロファイルの走りとも言えそう。

タイプ音は「カタカタ」という感じで、普通のオフィスだと問題にならないが、図書館のように静かなオフィスだと聞こえるというレベル。

リニアタイプなので、カチカチというスイッチオンは響かない。

ボイスチャットでもそう邪魔にならない程度の音です。

 

●設定はソフトウェアから

 このApex M800は本体に2つの600APMとかいうCPUを内蔵していて、片方をキーの制御、もう片方をマクロやLEDの制御に割り当てています。

これによりラグの少ない入力と256キー同時押し、入力に支障のないLED制御を行っている、ということだそうですが。

そもそも256キーないですしその真否はわかりませんが、まぁラグが出るほどの素早い入力、オンラインでのFPSなどもしませんので特に気にはしていないところですが、普段の文字入力において支障は一切ないのは確か。

もちろんPCにキーボードを刺すだけで標準ドライバで使えますが、マクロ機能やLEDの制御についてはPCにソフトウェアをインストールする必要があります。

このキーボードが発売された当時は「Steelseries Engine 3」というソフトウェアがあり、マニュアルにもそのダウンロードサイトへのURLが記載されているのですが、あくまでこれは2015年の発売当時のまま。

その当時はキーボードの制御のみに絞ったツールだったようですが、現在はSteelseriesからマウスやヘッドセットなど多種にわたるアクセサリが発売されているため、統合された「Steelseries GG」というソフトウェアにバージョンアップしています。

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Steelseries各種アクセサリの統合コントロールソフトウェア

この機材からキーボードを選択して、キー割り当てやLED制御を行います。

Apex M800は2015発売と、相当前であるにも関わらず、今のソフトウェアでもしっかりサポートしているのがうれしいですね。

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視覚的に設定を行えます

キーひとつひとつに割り当てが可能。

このキーボードの場合、その巨大なスペースキーのため、スペースキーの右側にあるALT、CTRL、変換、カタカナなどのキーが極端に小さくなっていますが(もっともそもそもあまり使わないキーもいますが)、これを例えば「変換・カタカナの2つのキーを両方ともALTキーに」なども設定することができます。

それをプロファイルごとに設定出来ますので、このゲームはプロファイルA、このゲームはプロファイルB、ゲームしないときは割り当てなし、という感じで切り替えて使う事が可能。

またこの「Steelseries GG」は非常駐式のソフトウェアとなっており、プロファイルの切り替え時やキーやLEDの設定時に起動、それ以外では落としておけばソフトウェア自体は立ち上がりません。このため他のソフトウェアの動作に一切影響を与えないため、ゲームからいらない判定をされてしまう(チートツール的な)事もありません。

ただし、キーボード本体は設定したプロファイルしか記録していませんので、切り替える都度、Steelseries GGを起動する必要はあります。

 

●古いけど大きい以外は割といいよ

 さて、安売りしてたので衝動買いしたこのApex M800ですが。

機能的にも使いやすさとしても問題なし。所有しているのがステップスカルプチャのキーボードばかりだったので、ノートPC的な平面キー配列にはやや戸惑いがありますが、3日使えば慣れました。ノートPCも持ってますしね。

ただしサイズ的な部分では、今までのHAVIT HV-KB395L Lowprofileよりもかなり大きいため、場所的にちょっと困る。細いタイプの引き出しテーブル形PCデスクを使っているため、マウスパッドの横に配置すると引き出しが収納できません。

キーボードをマウスパッドに少し重ねてやると収納可能ですが、ちょっと不便。

とはいえこのキーボードが5,000円で入手出来たというのはなかなか嬉しいところ。

しばらくこいつをメインで使っていきたいと思います。