●車庫の追加は高かった・・・
我が家の車庫、敷地の関係で縦列駐車なのですが、カーポートが1台分しかなく、車が汚れまくりやがります。
特に鹿児島は降灰があるので、降られるとたまったもんじゃない。
そこでカーポートを追加したのですが、屋根をバイク分延長して貰えないか頼んだところ、10万円を越える追加料金がかかると・・・
い、いや、やっぱりいいです、ということでバイクカバーでの保管を継続していたのですが、やっぱり不便。
そういえば先日ホムセンでパイプ車庫の自転車用みたいな小さいのが売ってたよな、あれバイクが入らないかな、と見に行ってみたところ、長さが全然足りませんでしたw
なんかないかなぁ・・・とネットを見ておりましたところ、蛇腹のように折りたたんでバイクの出し入れが出来るバイクテントを発見!
それが「DOPPELGANGER STORAGE BIKE SHELTER 2」でした。
大きさがMとLの2サイズありますが、おそらくLなら余裕かな、と思ったのですが、このLサイズの横幅が1370mm、バイク置き場が1200mm。
幅足りねーじゃん・・・。
一方Mサイズは、1050mmと十分入るサイズ。
Amazonとかの評価で見ると、Mサイズでもリッターマシンが入る、BMW1200RSでMサイズを使っている、という書き込みもあり、これならFZ1なら行けるのでは、と。
この写真、おそらくMサイズだと思われます。
Lサイズだと全高が1960mmもあるので、この人の身長が2mくらいになっちゃうのでw
まぁMサイズでもW1050×L(D)2700×H1560 mmと、FZ1の外寸は十分超えていますので、大丈夫なんじゃないかな。
●来たので組み立てます
でーん!
でっけえ・・・
まぁテントですしね。こんな感じでしょう。
結構な本数の骨が入っています。中継ぎ式になっているのは、ベース部分は共通だからなんでしょうね。
小さい箱にはボルトやベースとなる足、ペグ、スパナが入っていました。
親切っちゃ親切?かなり安っぽいですけど。
蛇腹のベースとなる部分、このプレートはセキュリティ用のパーツを付けるための部品ですが、ボルト穴がズレてます。さすが中華製。
これを基本に、どんどんパイプを接続していきます。
スプリングによりパッチンパッチンとはめ込んでいきます。
若干緩いですが、どのみちテントで外側から押さえるので問題ありません。
すっぽ抜けることはなさそうです。
ここからですが、家族に手伝って貰いながら組み立てたのですが、手を緩めると骨がビターン!と倒れてしまうため、写真撮ってる余裕なっしんぐでした。
●Mサイズでも大きいです
いきなり完成しています。
正面からはこんな感じです。
背面は結構垂直に近いです。
ここは動きませんので、収納を考えるとこのようになるんでしょう。
それでは早速FZ1を入れてみたいと思います!!
カタログ値では判らない部分、早速出ました。
正面の下の方にある部分が、折りたたむとここに来るわけですが、その部分がミラーとスクリーンに当たります。
まぁバイクを押し込む際、少し手前に骨を引き出してやれば通るんですが、すんなりとは入りませんね。
あと50mm骨が長ければ、ギリギリ当たらず入ったかな・・・。
そしてテントを締めるときですが、リアキャリアギリギリのラインで降りてきます。
このため、トップケースを取り付けたままでは収納できません。
毎回ケースを外す必要があります。
キャリアのないノーマルでシートバッグ、という状態なら十分閉まります。
ケースを毎回外すのは面倒だなぁ・・・
実際のところ、収納する際、出す際に支障があるものの、入ってしまえば結構広いんです。やはり支点をベースに扇状に折りたたむため、手前側の骨の影響が大きいですね。
収納してしまえば(キャリアがなければ)センタースタンドでも立てられそう。
●まあ入るよねw
ま、多少出し入れに支障はありますが、バイクカバーと違って帰ってきた直後でもすぐにバイクをカバー出来る、というのはメリットが大きいです。
雨が降りそうな時とか、エンジンが冷えるのを待ってる間に降られた、なんてよくありましたし。
そんな時でもすぐに収納が出来るというのはありがたいですね。
カーポートの一部だと埃や火山灰、黄砂が付いちゃったりするんですが、このテントだとそれもかなり防御できます。
ただ、完成して気になったのがここです。
正面なのですが、地面から50mmくらい浮いてるんですよ。
メーカーによると換気のため(一応サイド部分に換気用のメッシュがあります)ということでしたが、換気いらんじゃろ?と思うんですよね。
この浮きぶぶんですが、奴が入り込むには十分なんですよ。
そう。
野良猫です。
寒いですからね、テントの中暖かいですからね。
いや、ま、入るくらいならべつにいいんですが、マーキングされるんですよ。
バイクにしっかりマーキングの飛沫がかかってまして、テントに入れているのに毎回拭かないといけないという。
なので今はテントの中に「猫回れ右びっくりスプレー」を設置しています。
忘れて開けると自分がビビってしまうのですが。
ま、この隙間はいずれ何らかの方法でカバーしようと思っています。
●評価としては
悪くないです。価格的にもお手頃ですし、カバー代わりとしては十分です。
入り口部の骨、これがあと100mm、せめて50mm長ければミラーやスクリーンに当たることもないかな、と。トップケースはまぁ構造的に諦めるしかないでしょう。
門形のテントならそういう心配もなさそうですが、これまたサイズが合わず。
ガレージ?
はい、欲しいですよね!!
高いっす・・・・orz