●ドラレコ取り付けていきます!
実はドラレコの取付は分散してちまちまと進めておりまして、今回キャリアを取り付けることでリアカメラの装着が可能となったため、キャリアと時を同じくして仕上げた、という感じになります。
そのため写真が明るかったり暗かったり色々ですが、そんなもんだと思って頂ければ幸いでございますw
●ドラレコ何にしたのん?
今回購入したのは「AKEEYO AKY-998G」というバイク用ドラレコ。
大陸製です。
選択肢がないのです。
Fazerの前に乗っていたスクーターにもドラレコを付けていましたが、その際は安いのでいいや、ということで大陸製のものを選びました。
3年ほど前に購入したモデルです。価格的には古い方が14,000円ぐらいでしたので、今回は約10,000円ほど高いものを購入したことになります。
が、現在ドラレコ自体が値上がりしており、同じ価格帯だとGPSが付いていないモデルとなってしまいます。万一の際はGPS記録も大事だ、というのを聞いたことがあるため、GPS付きのモデルを選ぶと必然2万円前後となってしまう・・・。
で、なぜ大陸製なのか。
それは国産モデルがあまりにも不甲斐ないから、なのです。
この3年前のモデルを購入した頃と今、全然国産モデルは変わってないんです。
進化もしてませんし、NEWモデルも出ていません。
方や大陸製、今回購入した「AKEEYO AKY-998G」で見ると
・カメラだけでなく本体も防水になった
・GPSを本体内蔵とした
・前後ともフルHD録画に対応した
・前後とも60FPS撮影に対応した
と着実に進化しています。
ちなみに車にもドラレコを取り付けていますが、こちらは当然国産モデル。ユピテルのドラレコをずっと愛用しています。
いや、国産モデルにしたいんです!やっぱり国産がいいんです!
が、あまりにもスペックが見劣りするんです・・・。
もし国内メーカーが車用のものを防水ケースに詰め込んでバイク用として発売したら、そら速攻そのモデルに交換しますよ。
●取付ますか・・・
ないものはしょうがないので、「AKEEYO AKY-998G」を取り付けていきます。
まずは配線ですが、このドラレコはバイク用配線もしくはUSB電源で動きます。
とはいえ雨に打たれる可能性もある以上はうかつに常用でUSBを使うのも怖いですので、面倒ですがバイク用配線を使っていきます。
このように接続しますが、実際は黄と赤にはヒューズボックスから取り出すヒューズ端子が付いていました。そんな配線しませんので、即カット!
黄色はバッテリー直、赤のACC信号でリレー電源取り出しとなるので、こちらはナンバー灯に接続しました。
黄のバッテリー直配線にはヒューズが噛ませてあります。
黒のGNDはバッテリーマイナスに接続してあります。
電源ケーブル途中に電圧レギュレータ部がありますので、その部分はリアシート下の空きスペースに押し込みました。
今回はドラレコ本体も防水のため、フロントのカウル内に取り付けるのと、リアカメラのケーブルもフロントからリアまで持って行かないといけないため、その配線を通していくのですが・・・元々スペースのなさには定評のあるFazer、これがめんどい。
フロントシート下、というかタンクの下ですが、ここにぎりぎりケーブルを通せる隙間を確保できました。ここからフロントまで配線を通していきます。
先ほどの隙間からケーブルを通すと、この位置ににょろんと出てきます。
他のケーブルも通っていますので、それに沿わせる様にフロント側に持って行きます。
本来はフレームの穴を通すみたいですが、そもそも狭いですし、バイク屋さんが取り付けたETCのケーブルもここからカウル内に這わせてありましたので、同じようにここから左カウルに持って行きます。
ケーブルがブラブラしてると危険ですので、奥に見える元々付いているタイラップでひとまとめにしておきます。
●配線は片付いたが本体やカメラをどこに付けるか
前後の配線が完了したら、本体の配置を考えていきます。
このドラレコ、本体から太いケーブルが4本も出ているため、出来ればハンドルには取付したくありませんでした(ハンドル用のステーが付属)。
何かいい場所はないものか、としばしシートに座りながら考えたところ、インナーカウルの取付ボルト、あのねじ部にステーを共締めすりゃいいんじゃ?という結論に。
ただし、そこだけで共締めしても、くるくる回ってしまうのは避けられないため、横に1カ所穴を開け、ウェルナットでステーを保定すれば良いのでは、と。
このように取り付けました。
あくまでステーをしっかりと締め込むのは、本来インナーカウルを留めているボルト部分で、ウェルナット部分は回転止めのためなので、そこまでガッチリとは締め込みしていません。
試しに、ということでこの方法で取り付けてみましたが、思ったよりしっかりと取り付ける事が出来ました。
なお、ここに取り付けるとハンドルが当たるのでは?と危惧されたのですが
図ったようにクラッチレバーが本体を避けています。
もしかしたらハンドルが社外品になっているおかげかもしれませんが、この位置で当たらないというのは奇跡かとw
あとはカメラの取付です。
リアは当初よりリアキャリアの下に取り付けると決めていたのでいいのですが、フロントのカメラ位置が全く決まりません。
最初はフロントカウル下に取り付けてみましたが、撮れる映像が下から見上げた様な構図となり、そりゃナンバーは写るけどさぁ、という状況。
カメラが大きめなので、メーター上に設置するとスクリーンに当たって無理。
どうしたもんか、と悩んでいましたが、ミラーの回転基部に穴があったことを思い出しました。
ミラーを取り外し、アーム部のプラキャップを外すと、案の定穴が。
その穴に合うボルトは見た目でM8を通すも無理、M6は余裕。
M7ならピッタリなのになと思いながらも、そんな変なサイズは普通に売ってないため、M6で我慢することに。
ミラーのアーム基部下からボルトを通し、ロングナットで締め込みます。
このロングナット部分に、ステーに取り付けたカメラを設置。フロントカメラはこれで行くことにします。
リアカメラはキャリアの下に取り付けますが、しっかりとした部分に取り付けたいため、アルラックの天板後端にM4の穴を開け、そこに下向きにカメラを搭載。
カメラのケーブルは、フロントカメラはインナーカウルの内側に挟み込み、リアカメラの方はキャリアのフレームにタイラップで留めました。
最後にカメラの方向などをドラレコの画面を見ながら調整で完了です。
これで一通り、部品等の取付は完了しました。
今後また改良点などがあった場合は記事にしたいと思います。