ASUS ROG Zephyrus G14を買ったですよ!

●あるにはあるんだが

ゲーミングノートPC、持ってますか?

外に出てまでやらない??

正解です(おい)

というか、出張だとか旅行だとかの際、撮った写真や動画をバックアップ・編集したり、マップ見たり、動画観たりと結構使うんですよ。

使わない?

ただ、どうしても場合によってはマシンパワーが足りない。

そんな際に実はマルチに使えるのがゲーミングノートPCなんですよ。

ですが、ゲーミングノートPCの最大の欠点が「でかい」。

そりゃそうだ、ゲームを快適にプレイするために、パワフルなCPUや外部GPUを搭載し、それを効率的に冷却するためのシステムも実装。

そして明るく高速な液晶、ゲーミングに快適なキーボードなど、システム以外でも本体が大きくなってしまう要因がたくさんあります。

ただ、そんなゲーミングノートPCでも最近は大まかに3系統には別れていて、

・デスクトップ代替の大型ノート

・持ち運びも可能な中型ノート

・可搬性重視のノート型に限らないゲーム用PC

となってます。

 

・デスクトップ代替の大型ノート

これはもう、言うことなし。17インチ以上の液晶に上位CPUやGPUを搭載、サイズも重量も大きく、ほぼデスクトップと言ってもいいほど。過去にはデスクトップ用のCPUやGPUを搭載したモデルもあったほど。重量は3kg超えが当たり前。

あくまで家の中で使う事を目的とした移動出来るデスクトップと言っていいノートPC。

 

・持ち運びも可能な中型ノート

現在主流となっているのがこのサイズ。15.6インチ液晶を搭載したモデルが一番多いようです。上位CPUやGPUを搭載していることが多いですが、普及帯のCPUやGPUを採用して、購入しやすい価格としているモデルも多いです。重量は2kg前後。

頑張れば持ち運びも可能なノートPC。

 

・可搬性重視のノート型に限らないゲーム用PC

ミニPCとして以前より存在していたものですが、CPUを上位のものとして、そこまでGPUに依らないPCゲームをプレイできる様にしたものがこれ。代表的なものは「GPD WIN」などがありますが、最近はノートPC型に拘らずキーボードを備えずSwitchのようなゲーム型にしたものも増えています。スペックの傾向としては、iGPUを刷新した「AMD Ryzen7 6800U」が使われることが多いようです。重量は1kg前後からそれ以下。

最初から持ち運ぶことを前提としたノートPC。

 

今まで私が使っていたのは、中型ノート。「MSI GE65 Raider」ですが、特にスペック的に今でも問題はありません。バッグに入れて、車で移動する、公共交通機関で移動するには問題なし。ちと重いけど。

ですが、いざバイクで移動となると、微妙に大きいんです。

愛用しているトップケースがGIVI BLADE47なのですが、丁度ヒンジ部分にはまるくらいの大きさのため、実際非常に怖い。衝撃で四隅が割れそう・・・。

これはいかん、と色々物色。最初はそれこそ前出の「GPD WIN Max2」にしようかと思ったのですが、微妙に高価なんです。いや、分かる、分かります。小型化に特化しているので高いのは分かります。ですが、スペックと価格があまりにも見合ってない。さらに折からの円安で価格改定してさらに高価になったので、一気に興醒め。

 

まぁ・・・落ち着くまでしばらく待つかなぁ、と思っていた矢先、ビッグカメラ行ったんですよ、ビッグカメラ。そしたらゲーミングノートPCが並んでてですね。

そこにいいなぁ、と思っていたASUSのROGシリーズも並んでたんです。

そして燦然と輝く白いノートPCが一台、「ROG Zephyrus G14」でした。

確かにこのノートPCも候補の一つでしたが、15.6インチと14インチじゃ、そんなに変わらないんじゃない?と思ってたんです。

が、明らかに小さい、めちゃ小さい!

店員さんに許可を取って15.6インチのノートと重ねてみましたが、全然小さい。

気がついた時には箱と駐車割引券が手にありましたね。

 

開封しますよ!

さて、早速開封していきます!

箱からやる気を感じます

オーロラプリントのされた箱。なんか中身より相当でかいんですが。

 

開けると本体がせり上がってきます

箱の開閉に連動して本体がせり上がるシステム。凄いんですが必要か?

 

中身は割とシンプル

箱はでかいですが、中身は結構シンプルです。

本体、ACアダプタ、電源ケーブル、保証書と簡単な説明書、あとは広告です。

本体とACアダプタはビニールで梱包されています。

 

天板には「AniMe Matrix」を装備

燦然と輝く白いノートでしたが、やっぱ黄ばんできたり汚れたりが目立つよな、というのがあってグレーにしました。天板には「AniMe Matrix」という1,449個の白色LEDが搭載されていて、色々と表示されるようです。

本体スペックは

 CPU:AMD Ryzen7 6800HS

 GPUAMD Radeon 6700S + iGPU Radeon680M

 メモリ:16GB

 SSD:512GB

 液晶:14インチ 2,560×1,600 120Mhz

 サイズ:312×227×19.5mm

 重量:1.72kg

最近のノートPCとしては珍しい、AMD一色となってます。

あと何気に気になったのが、iGPUのRadeon680Mです。

ディスクリートGPUを搭載しないノートPCや前出の可搬性重視のゲーム用PCなどで、CPUにRyzen7 6800Uを使ったものが多いのですが、このRadeon680Mはどのくらいのパワーがあるのか、実に興味があります。

 

思ってた以上に小さい

底面積はA4のクリアファイルとほぼ同じサイズです。

クリアファイルは近くにあった赤い羽根ミクさんです。

上に重ねると、ぴたり隠れるサイズ。

 

底面もシンプル

筐体は天板、本体ともにアルミ製、底面や液晶フレーム部分はプラスチックですが、底面は一部アルミ板となっています。強力なCPUとGPU冷却のためベイパーチャンバーなる冷却システムを搭載。エアフローのための穴が多数空いています。

手前ゴム足の左右はスピーカーの穴ですね。

 

フロント側には何もなし

リア側にはエアフロースリットが並んでいます

右側はmicroSDカードスロット、USB Type-C、USB3.2×2、エアフロー

USB Type-Cは、USB Type-C Gen3.2/DisplayPort対応となっています。

USB Type-Aは2つ、USB Gen3.2となっています。

左側は、エアフロー、ACアダプタ、HDMI、USB Type-C、3.5mmジャック

USB Type-Cは、USB Type-C Gen3.2/DisplayPort/Power Deliverty対応となっています。

画面は非常に鮮やか

画面上部にマイクが2つ、カメラは通常のカメラと赤外線カメラを搭載しています。

フレームはかなり細く、本体のスリム化にも寄与しています。

キーボードはストロークこそ浅いですが、全くたわみもなく剛性感が高いため非常に打ちやすい。バックライトは控えめに光ります。光り方はユーティリティで変更可能。

タッチパッドは大きめで感度も良く使いやすいですがマウスの方がいいかな。

液晶は14インチながら2,560×1,600の高解像度と120Mhzの高速を併せ持ちます。

非常に明るくドットピッチも小さいため美しい表示が可能。

ただしこのサイズなので、拡大表示しないと新聞より小さな文字になっちゃいます。

冷却のためのシステム

また、液晶を開くと本体がチルトアップするとともに、下面に隙間を作り、エアフローがしやすくなるシステムとなってます。

 

●ただしACアダプタはでかいよ

と、ここまでスリムな本体を紹介しましたが、問題のACアダプタです。

結構な大きさです

本体の消費電力が高いだけあって、なかなかの大きさ。

電源ケーブルもデスクトップと同じく三極です。

まぁフルパワー稼働時でもバッテリーが充電できる能力が必要ですし。

240W電源・・・

最大出力240W、ほぼデスクトップですw

 

なお、本体にACアダプタを接続した際、インジケーター類が一切付いてないんじゃ?と思っちゃったのですが、実はリアにありました。

リア側に3つ並んでました

これは気付かんて・・・。

 

さて、今回はここまで。

本体の能力はいかなるものか、Radeon680Mはどんなもんか。

今後アップして行こうと思います。