●まずは公式でベンチマークのあるやつから
ROG Zephyrus G14 (2022) GA402のCPU、Ryzen7 6800HSのiGPU、Radeon 680Mのベンチマークを取ってみました。
ネット記事などでRyzen9のものは見たことありますが、あれだと小型PCなどに広く搭載されているRyzen7 6800Uとのスペック差が大きいと思いまして。
6800HSと6800Uは基本的な部分は同じ、TDPが35Wと15Wということで、トータルとして1割程度差が出る場合もあるようですが、そう大差ないでしょう。
今回はベンチマークが公開されているFFで計測してみました。
●まずはちょっと前のFF14から
画面の解像度から1920×1200がぴったりなのですが、他のゲームと統一するため、1920×1080のフルスクリーンとしています。画面効果等はデフォルトのままで比較しています。
FF14クラスのゲームなら、680Mでも問題なくプレイ出来ると思われます。
高品質でも「やや快適」となっていますが、少しのミスが失敗に繋がるマルチプレイ時は標準品質が無難かも。
3番目は参考までにRadeon RX 6700Sの数値です。とはいえ、高品質で約2.5倍の数値ですので、680Mは健闘しているのではないでしょうか。
●次にFF15に行ってみましょう
こちらも同じく1920×1080 フルスクリーンにて計測です。
さすがに重い。とはいえ、標準品質でも「普通」のスコアが出るくらいには健闘しています。さすがにこの年代のゲームとなると、Radeon RX 6700Sとの差が明確になってきますね。とはいえ実際デモ画面を見る限り、小さめの画面では品質を標準に落としてもさほど気にならないレベルの描画がありますし、「普通」のスコアが出るならプレイにそれほど影響はないかも。
●iGPU(内蔵GPU)でこれはなかなかなのでは?
今回はメジャー所の公式ベンチマークで計測してみました。
もちろん同じRyzen7とはいえ6800HSと6800Uでは差がありますが、その差は大きい時で1割程度のようです。
この結果からすると、小型PC、薄型PCでもRyzen7 6800U搭載のものなら若干品質を落とすことで充分ゲームがプレイできると考えられます。
今後その他のゲームでも計測してみたいと思います。