●いいかげん衝動買いは自重したほうがいいのでは・・・
さて、5月に我慢できずVXE ATK68を購入していた訳なのですが、なぜかまた今回、Pulsar Gaming Gears PCMK 2HE TKLを購入してしまいました。
ちょっと前までは出てもすぐ品切れになっていたのですが、だいぶ落ち着いた感じで今は常に在庫がある状況です。
しかし・・・完全にアホです。
いや、勢いってやつですよ。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
ダメじゃん・・・。
で、ATK68で「イェ~イ!久々のUS配列だぜ~!」とか浮かれていたのですが、思った以上にUSキー配列から離れていたブランクは大きく、また文字を打つ上でファンクションキーを案外使っているのもあって、FNキーとの合わせ技で何度もキーを押すのが億劫になったというか。
まぁでも勢いってのは大事だよね、ということでレビューしていきたいと思います。

●基本スペック
キー配置:91Key JIS Tenkeyless
スイッチ:Magnetic switch(GateronⅡカスタマイズ)
ポーリングレート:True 8,000Hz
スイッチ対応機能:Rapid Trigger
Quick Tap
ソフトウェア:Webベースソフトウェア「Bibimbap」
LEDプリセットライティングエフェクト:44個
静音構造:Triple absorption structure
アクチュエーションポイント調整:0.1mm-4mm
スイッチ互換性:Magnetic Switch N Pole Hot-swappable
対応OS:Windows/Mac Compatibility
プロファイル数(本体メモリ):3 Profiles
本体素材:Aluminum Alloy Plate and Transparent body
キーキャップ:PBT昇華印刷
●開封していきます
箱は外化粧箱に段ボールの内箱という良くあるタイプ。



内箱を開けると、不織布にくるまれた本体が。
不織布の中にはしっかりキーにダメージが行かないようにカバーされた本体が入っています。




今回購入したのはJIS配列のモデル、色はホワイト、といってもベースとなる本体はホワイトもブラックも共通、キートップの色でホワイト・ブラックを分けています。
裏面はクリア素材、このあたりATK68と同じ感じですね。


メーカーの資料によると、天板がアルミニウム、その下にポリマーダンパー、基板、吸音フォーム、シリコンダンパー、ボトムケースと幾層にも基板を挟み込んでおり、指で叩いても重厚な音がします。プラスチック的なカンカンと響く音は皆無です。そのせいか見た目以上に重量があり、キーを打っている内にズレるようなことは皆無です。

裏面には足があり、倒した状態、低めの足、高めの足と3段階に高さを変更出来ます。

接続ケーブルはUSB Type-Cケーブル、ケーブルの取り出しは中央より少し左側、ファンクションキーのF4とF5の間くらいにあります。コネクタは奥まった部分にありますが、接続用の穴はかなり大きめなので、ほとんどのUSB Type-Cケーブルが使用できると思います。

スイッチはATK68と同じくGateronⅡマグネティックスイッチ、Pulserカラー(?)のブルーの軸となっています(青軸だけどカチカチ音は鳴りません)。また、ホットスワップに対応しています。

キーはしっかりした外周フレームのあったATK68とは異なりフローティングタイプ、比較的静音には不利な方式ですが、フローティングタイプの割には静かです。あくまでフローティングタイプの割には、なので、ATK68に比べると、格段に音が大きいです。
ATK68がコトコトという音とすれば、こちらはカタカタという音が結構聞こえます。
私のタイプ圧が大きいと言うこともありますが、さほど静音ではないと感じます。
(撫でるように優しくタイプすればそれなりに静かではあります)
キートップはPBT、文字は昇華型印刷となっています。LEDが搭載されていますが、キートップが光を透過しないため、暗い中では文字は見えません。
ただ、キートップ自体はCherry互換なので、透過型のダブルショットPBTキートップと交換できるとは思いますが、JIS配列のキートップ(しかもホワイト)ってあまり見かけないんですよね。それこそ以前紹介したFILCOのものとか、あとはAmazonなどで中華製がいくつか・・・。

文字が透過しないので、薄暗い中で無精して片手でぽちぽちとキーを打つことがありますが、その用途には不向きですw
まぁゲーミングの割に落ち着いていると言えますが、他のゲーミングキーボードに比べると地味とも言えます。
●キーマッピング、カスタマイズのツールあり
キーのマッピング変更やLEDの光り方、ラピッドトリガーなどの設定は「Bibimbap」というWebツールで行います。



またキーボード本体のファームウェアアップデートもこのWebツールで行えます(別途ファームウェアデータはダウンロードしておく必要あり)。
ノーマルの状態では全キーのアクチュエーションポイントが0.1mmに設定されていてあまりにも敏感で、文章を打つときにミスタイプが頻発してしまうため、現在は赤軸よりちょっと浅い1.7mmに設定しています。
上に書いたとおり、カタログ値よりもキーが軽い感じがありますので、尚更ミスが増えてしまう感じ。
というわけで恒例の動画はまた今度ということで。