●エッセンコアクレブ(Essencore Klevv)、知ってる?
知りませんでしたw
どうやらちょっと前より「安いSSDのメーカー」としてよく聞くメーカーだったらしいのですが、とんと知りませんでした。
■ ESSENCORE(エッセンコア)について
ESSENCOREは、SK Hynix(エスケー・ハイニックス)を傘下に置く「SKホールディングス」が100%出資した子会社です。日本、韓国、台湾、中国や香港など、グローバルにビジネスを展開している。主にDRAMメモリーとSSDを含むフラッシュメモリを製造販売しているメーカーだ。「KLEVV(クレブ)」はESSENCOREのオリジナルブランドだ。(SankeiBizより)
なんだそうです。
SK Hynixといえばメモリでよくその名前を聞きますが、その系列ということであればまぁそこそこ大丈夫なの・・・かな?
●買ってみました
よく見るタイプのパッケージです。
裏の説明は日本語もあります。おかしい日本語は混じってませんね。(※バーコードは消してあります)
当ブログではおなじみ、SDカードアダプタがまた増えましたw
今回はですね、スマホに突っ込もうと思ってまして、512GBのA2のものを探していました。やはり512GBともなると1万円前後が多いのですが、その中で6,950円(2021.11.14現在)というかなりの激安。
評価を見るといい評価と悪い評価に二分している状況なので、初期不良が起きなければ使えるものなのかな、という感じ。
●買ったら当然チェックします
やはりAmazonで購入した場合、どうしてもメモリカードはチェックしてみたくなるものです。
ちなみにリーダー/ライターは「エレコムMR3-COO4」を使用。
ちょっと古めのモデルですが、これで過不足ないため使い続けています。
速度については理論値ベースのみで実測は公表されていないため、以下の数値は参考値として見てください。
なお、このmicroSDカードの公称値ですが
・容量:512GB
・Speed Class:Class 10(UHS-1/U3)
・Application Performance:A2
・速度:読込100MB/s、書込90MB/s
となっています。
まずは普通にプロパティ
512GBに対して465GB、予備セクタが多いのかな?
H2testwでの全量チェック。最早通販の場合は必ず確認するのが必須とも言えるような状況となっています・・・。
特に不良セクタや偽装もなく正常にテストが行われました。
読込75.2MB/s、書込69.1MB/s
うーん・・・。
ま、H2testwではやや遅めに出ますので。
CrystalDiskMarkでのテスト。読込92.68MB/s、書込83.38MB/sとなりました。
公称値には達してませんが、リーダー/ライターの事もありますし、規格自体は満たしています。ただ気になるのはランダムですね。思ったより伸びません。こんなもん?
●コスパは高い、あとは耐久性!
ざっとテストしてみましたが、特に問題になるような点もなく、格段速いわけでもないけど十分スペックは満たしている、というmicroSDです。
現時点でのコスパは非常に高いと言えます。
あとは耐久性でしょうか。
容量と価格のブレイクスルーが大体2年くらいで起きてるので、そのくらい持てば十分かと思います。